JALで間違いない? ANA地方乗り継ぎ、旧ハワイアン、ZIPAIR、デルタまで
ハワイへ行くとき、いちばん最初に悩むのが飛行機です。行き先は同じホノルルでも、出発空港も航空会社も便の時間も違う。最近は自分がハワイに行く回数も減ったので、以前ほど細かく比較しなくなりましたが、それでも「どの便に乗るか」で初日の過ごし方が決まります。
この記事では、2026年9月時点の日本〜ホノルル直行便を整理したうえで、各社の特徴と口コミ、そして自分の乗り比べの感想を書きます。結論から言うと、迷ったらJALです。地方在住で乗り継ぎ前提ならANAも強い。安さならZIPAIR。関西から毎日飛ばしたい人はアラスカ(旧ハワイアン)もあります。
時刻は変わるので、予約の直前は各社の公式サイトで確認してください。
いま飛んでいる直行便の全体像
2026年9月時点で、日本からホノルルへの直行があるのは成田・羽田・関西・中部です。福岡や新千歳からの直行はありません。
行きはほぼ夜発、現地朝〜午前着。帰りはホノルルを午前〜午後に出て、翌日の日本着です。
| 空港 | 航空会社 | 本数の目安(9月) | 行きの到着の目安 |
|---|---|---|---|
| 成田 | ANA / JAL / ZIPAIR | 多い日で3〜4便 | 朝〜午前 |
| 羽田 | JAL / ANA / アラスカ / デルタ | 1日で最多 | 朝〜午前 |
| 関西 | JAL / アラスカ | JALは週5便前後、アラスカは毎日 | 10時台〜11時頃 |
| 中部 | JAL | 週4便前後 | 午前 |
関空発に限ると、2026年9月はアラスカ航空AS850が20:45発・現地10:05着の毎日便、JAL JL790が22:00発・現地11:00着の週5便前後(水・土が運休になりやすい)です。自分がいちばんよく使うのは、このJALの11時着です。
航空会社を選ぶ前に、到着時刻の話をしたい
航空会社の話に入る前に、ハワイ便で意外と大事な点があります。
行きは現地の午前着です。ホテルのチェックインはだいたい午後3時前後なので、早く着きすぎると、荷物を抱えて時間をもてあますことになります。逆に遅すぎると、初日の午後が潰れる。
関西空港発のJAL便は、現地11時頃に着きます。入国審査や荷物受け取りで12時前後。そこから空港を出てワイキキまで移動すると、ちょうどいい時間に着きます。ホテルのロビーで待つこともできるし、荷物だけ預けて近くを歩くこともできる。自分にとっては、この「まぁまぁ良い時間」がお気に入りです。
羽田や成田の早い便だと、朝9時台に着くこともあります。体調がよければビーチまで行ける一方、部屋に入れない時間は確実に長くなります。便を選ぶときは、座席やマイルだけでなく、初日をどう使いたいかも見たほうがいいです。
JAL|迷ったら、まずこれ
就航空港は成田・羽田・関西・中部。日本側の出発地が一番多いのがJALです。中部からの直行もJALだけです。機材は787-9が中心で、成田は767になる便もあります。
機内は派手さより安定です。座席はSKY WIDERで、エコノミーでも「狭い」と感じることは少ない。口コミでも清潔さ、客室乗務員、安心感の評価は高い一方、機内食は「一口目はいいが、進めると普通」という声が出ます。自分も、日系2社の中ではサービス全体の印象はJALに分があると思っています。
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ空港)でも、JALのほうが動きやすいことが多いです。JALもANAもターミナル2ですが、JALは本館寄りのD1・D2に入ることが多く、ANAのフライングホヌ(A380)は西端のC4・C9が専用スポットになりやすい。チェックインもJALはロビー5、ANAはロビー8です。自分も、JALを使ったときのほうが空港内の移動が少なかった印象があります。ただしゲートは当日変わります。必ず近いわけではない、よくある傾向、くらいに考えてください。
自分の使い方では、関空発の11時着が一番しっくりきます。夜22時に関空を出て、機内で食事を済ませて寝る。現地11時着、12時前後に空港を出る。ワイキキに着いたら、ロビーで待ってもいいし、荷物だけ預けて近所を歩いてもいい。ハワイの初日を急かされない便です。
向いている人
失敗したくない人。出発空港を選びたい人。関西から「着きすぎない午前便」が欲しい人。
ANA|地方からの乗り継ぎと、ホヌの特別感
成田はA380のフライングホヌ、羽田は787です。成田は時期によって減便があるので、予約前に本数は見たほうがいいです。
強みは二つあります。ひとつは機内の体験です。ホヌの広さ、塗装、カウチシートは他社にない。子連れで「横になって寝たい」なら、ここが一番話に出ます。口コミも外観と広さはほぼ絶賛です。一方で、人が多いので降りるのに時間がかかる、復路エコノミーは期待しすぎないほうがいい、という声もあります。
もうひとつが、国内線のネットワークです。自分は「ANAは国内空港の路線が多いので、地方からの乗り継ぎに向く」と思っています。ホノルル直行そのものはJALのほうが空港が多いですが、地方都市から羽田や成田に出す使い方ならANAのほうが組しやすいことがあります。
ホノルル空港では、ホヌに乗るとゲートが奥になりやすい点だけ覚えておくとよいです。到着後も出発時も、JALより歩くことがあります。体験を取りに行く代わりのコスト、くらいの認識です。
向いている人
地方在住で国内線からつなぐ人。ホヌに乗りたい人。子連れで座席の広さを優先する人。
ZIPAIR|乗ってみたいまま、まだ乗っていない
成田発のみで、9月は週3便前後です。StandardとFull Flatがあり、食事も預け荷物も基本は有料です。そのぶん運賃は一番安くなりやすい。
口コミでは「LCCにしては座席が普通〜広め」「事前予約の食事は思ったより美味しい」「Wi-Fiは無料だが遅い」が定番です。フルフラットは、日系のビジネスよりかなり安く寝られるので、コスパの話になると必ず名前が出ます。
自分は一度乗ってみたいと思いながら、最近はハワイに行くこと自体が少なくなり、まだ乗っていません。だから機内の実感は書けません。書けるのは「成田発で予算を最優先するなら、候補から外す理由はない」ということだけです。毛布、食事、受託手荷物を忘れると、安さの恩恵が薄れる点だけ注意してください。
向いている人
成田発で運賃を抑えたい人。フルフラットのコスパを試したい人。自分で準備できる人。
アラスカ航空(旧ハワイアン)|機内に入った瞬間のアロハ感
羽田は毎日2便、関西は毎日です。機材はA330-200。2024年にアラスカ航空グループへ入り、運航や便名はアラスカ側に寄っていますが、日本〜ホノルルでは旧ハワイアンの機内の名残が残っています。
アラスカ自体には乗ったことがありません。乗ったのはハワイアン航空の時代です。機内に入ったときから、もうハワイ、という気分になれました。ロコモコが出たり、機内の空気がリゾート寄りなのは今も口コミに残っています。
ただ、機内食とサービスは国内2社のほうが上だと感じました。口コミでも「極寒」「復路のゲートが遠い」「機内が暗い」が出ます。関空発ならアラスカのほうが毎日で、到着も10時過ぎと早い。毎日便が欲しい人には強い一方、防寒着は持っていったほうがいいです。
向いている人
関西から毎日便が必要な人。機内でハワイ気分を先に味わいたい人。寒さ対策ができる人。
デルタ航空|乗ったことがないので、公開情報だけ
羽田発着の毎日便です。767が中心で、行きは夜発、帰りは午後発なので、最終日の朝を使いやすいダイヤです。口コミではプレミアムセレクト(プレエコ)の評価が高く、ビジネスは機材の古さや窓なし席で評価が割れます。マイル勢からは「特典が取りやすい」という声もあります。
自分はデルタに乗ったことがありません。ノースウエスト航空なら乗ったことがありますが、さすがに情報が古すぎるので、ここでは使いません。次に羽田から乗る機会があれば、そのときに追記します。
向いている人
羽田発で帰りを遅らせたい人。デルタのマイルを使いたい人。プレエコを試したい人。
比較表
| JAL | ANA | ZIPAIR | アラスカ | デルタ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 出発空港 | 成田・羽田・関西・中部 | 成田・羽田 | 成田のみ | 羽田・関西 | 羽田のみ |
| 毎日便 | 羽田は毎日。関空は週5前後 | 羽田は毎日。成田は時期による | 週3前後 | 羽田・関空とも毎日 | 羽田毎日 |
| エコの安定感 | 高い | 普通〜広い(ホヌ) | LCCとしては良い | 硬め、寒いという声 | 可もなく不可もなく |
| 特別感 | 控えめ | ホヌが突出 | フルフラットのコスパ | アロハな機内 | プレエコ |
| ハワイ気分 | 普通 | ホヌで出やすい | 薄い | 入りやすい | 普通 |
| ホノルル空港の歩き | 本館寄りが多い | ホヌは奥になりやすい | 便による | 端という声あり | 便による |
| 筆者のおすすめ | 本命 | 地方乗り継ぎ・体験 | 成田の最安枠 | 関空毎日・雰囲気 | 未搭乗 |
こんな人にはこの便
- 失敗したくない → JAL
- 地方から国内線でつなぐ → ANA
- 成田発で最安 → ZIPAIR
- 関西から毎日、機内からハワイ気分 → アラスカ
- 羽田から帰りを遅らせたい、デルタマイルがある → デルタ
- 子連れで横になりたい → ANAホヌのカウチかプレエコ
- 初日を急かされたくない(11時前後着) → 関空発JAL
- ホテル前の待ち時間を短くしたい/空港内の歩きを減らしたい → 傾向として JAL(絶対ではない)
乗る前にだけ、実務をいくつか
行きは夜発なので、アイマスクと羽織りものがあると楽です。アラスカ(旧ハワイアン)はとくに寒いという声が多いです。ZIPAIRは食事と預け荷物を事前に買わないと、到着後に後悔しやすいです。
ホノルル空港の日本便はターミナル2です。JALはDゲート寄り、ANAホヌはCゲート奥になりやすい。当日のモニターを見てから動いてください。
ホテルは午後チェックインが基本です。早い便で着いた日は、荷物預かりやカフェ、近くの散歩を最初から予定に入れておくと、もてあましません。自分は関空JALの11時着で、その問題が起きにくいのが気に入っています。
いまの自分の結論
航空会社を選ぶのも大事ですが、ハワイ便の行きは現地午前着です。早すぎると、チェックインまで時間が余ります。関西空港からのJAL便は11時頃に着いて、出国手続きなどで12時前後。そこから移動すると、まぁまぁ良い時間にワイキキへ着きます。ロビーで待ってもいいし、荷物だけ預けてホテルの付近を歩いてもいい。この初日の使いやすさが、自分には大きいです。
そのうえで、便数も出発空港も多いのがJALです。ホノルル空港でも、歩く距離が短いことが多い。機内食で感動することは少ないですが、大きく外すことも少ない。ハワイに行くなら、JALにしておけばまず間違いない、という感覚は今も変わっていません。
ANAは国内線の路線が多いので、地方からの乗り継ぎには向きます。ホヌに乗りたい日は、歩きが増えても選ぶ価値があります。アラスカは、ハワイアン時代に乗ったときの「機内に入った瞬間のハワイ」は今でも印象に残っています。ただ食事とサービスは、やはり日系2社のほうが上でした。
ZIPAIRは乗ってみたいまま、行く回数が減って未搭乗です。デルタも未搭乗です。この2社は、乗ったら書き足します。
正解は一つではありません。ただ、迷ったときの本命はJALです。関空から行く自分にとっては、11時着というダイヤまで含めると、その気持ちはより強いです。

